扇風機よりもひんやり涼しい風をだしてくれる「冷風扇」は、自然の涼しさを感じられると人気です。
エアコンだと価格が高く設置工事も必要なので、テレビ通販などで人気の冷風扇もおすすめだと紹介されています。
ところが冷風扇について調べてみると、おすすめしない声も見つかるのはなぜでしょうか。
そこで今回の記事では、次のことについてまとめました。
- 冷風扇おすすめしないの声が多いのはなぜ?
- 冷風扇と冷風機との違いは
- ほんとに涼しい冷風扇はどれ?
- 除湿機能付き冷風扇はどれ?
- 冷風扇の口コミ効果は?
冷風扇おすすめしないの声が多いのはなぜ?
冷風扇おすすめしないの声が多いのは、エアコンとは使い方も目的も違うので、エアコン代わりに購入しても満足できません。
冷風扇とは水が蒸発する際に発生する気化熱を利用して涼しい風を感じられる家電で、家の中を加湿しながら使うため、外に湿度を逃がす必要があります。
部屋全体を涼しくするエアコンとは違い、冷風扇はすぐ近くにいて涼しさを感じられるので家の構造によっては涼しく感じる度合いが異なってきます。
冷風扇をおすすめしない理由について1つずつ紹介します。
おすすめしない理由①水の補給が必要になる
冷風扇を水蒸気を発生させて使うため、定期的に水を補給する必要があります。
水タンクに氷や保冷剤を入れて水を冷やして使うとさらに涼感が得られるのですが、水タンクの容量は小型タイプだと500mlほどと限られているのでまめに水を補充しなければなりません。
おすすめしない理由②お手入れが大変
冷風扇おすすめしない2つめの理由は、お手入れが大変なことです。
冷風扇は水タンクに水を溜めて蒸発させるので、タンク内や涼風が通過するフィルターもこまめに掃除する必要があります。
温かくて湿度のあるところにはカビが発生しやすいので、簡単に丸ごと洗える冷風扇がおすすめです。
おすすめしない理由③部屋全体は冷えない
冷風扇おすすめしない3つめの理由は、部屋全体が冷えないこと。
冷風扇とは冷たい風が放出される扇風機とも考えられるので、冷風扇と近くの距離で冷たい風を受ける必要があります。
おすすめしない理由④湿気が多くなる
おすすめしない4つめの理由は、湿度が多くなること。
冷風扇は水蒸気の気化熱を利用して温度を下げるので、冷風扇を使い続けると部屋の湿度は上がります。
冷たい風を受けても湿度が高いと体に良くなく、場合によっては熱中症の可能性もでてきます。
厚生労働省によると、相対湿度が高くなると暑熱環境による熱ストレスWBGT値が上昇するので、熱中症対策をする必要があります。
例えば気温25℃でも相対湿度75%で熱中症警戒にあたり、気温だけではなく湿度も下げなければ快適に過ごせません。
おすすめしない理由⑤梅雨時期は使えない
おすすめしない理由は、季節によっては梅雨シーズンでは冷風扇が使えないこと。
冷風扇を使うと水蒸気で湿度が上がるのですが、もともと湿度の高い梅雨の時期では涼感がまったく感じられません。
おすすめしない理由⑥扇風機も同時に使う
おすすめしない6つめの理由は、扇風機も同時に使って湿度を逃がす必要があること。
冷風扇を上手に使うためには窓を開けて、扇風機で室内の湿度を出していくと快適に過ごせます。
おすすめしない理由⑦音がうるさい
おすすめしない7つめの理由は、冷風扇の音が意外と大きいこと。
近くにいないと涼しい風を受けられないので、寝るときは冷風扇のすぐ近くで寝る必要があります。
ところが冷風扇のモーター音をすぐ近くで聞くこととなり、涼しいけれど寝られないという口コミも見かけます。
おすすめしない理由⑧エアコンとは性能が違う
テレビショッピングでは「エアコン代わりに冷風扇」とも紹介されていますが、エアコンと冷風扇は性能が違います。
エアコンは温度を下げて除湿もしてくれるので、じっとり暑い日でも部屋の中はカラッと快適に過ごせます。
冷風扇と冷風機との違いは
冷風扇とはタンク内の水が気化させて、発生した冷気を送り出すことで涼しさを感じます。
体に冷たい水蒸気を受けることで冷たさを感じるので、冷風扇の前にいる人だけが冷感を得ることができます。
ただし吹き出してくる風は湿気たっぷりな風なので、湿度が高い場合には不快と感じる人もいます。
部屋の湿度が上がるので、窓を開けて使うのがおすすめです。
一方で、冷風機には除湿機能がついているので部屋全体でも一定の冷感を得ることができます。
ほんとに涼しい冷風扇はどれ?
さまざまなメーカーから冷風扇が発売されていますが、ほんとに涼しい冷風扇として人気なのはショップジャパン「ここひえ」です。
ここひえの仕様はこちら。
ショップジャパン CCH-CHBWS(アクアブルー) パーソナルクーラー ここひえR2 2020モデル 限定カラ-
[USBケーブル] 約 長さ1.5m
[重量] 約 1.5kg 本体(フィルター・USBケーブルを含む)
タンク容量は600ml、風量切替は4段階で涼しさを感じることができ、ここひえを買った人の口コミも、涼しさを実感する声が多いです。
口コミをまとめると
- 自分用の涼しい風を満喫できる
- エアコンの風が届かないところに使える
- 持ち運びしやすくモバイルバッテリーでも使用できる
除湿機能付き冷風扇はどれ?
結論から言いますと、除湿機能付きの冷風扇はありません。
冷風を送りながら除湿できる家電は冷風除湿器や冷風機などで、「スポットエアコン」や「スポットクーラー」とも呼ばれます。
冷風機を使うと湿度が上がるので、部屋の中の湿度を逃がすために扇風機で風の流れを作るなど、快適に過ごすためにはコツが必要です。
逆に湿度が上がらない開放的な空間、庭やキャンプ場なら、冷風機で快適に過ごせそうです。
冷風扇の口コミ効果は?
冷風機の使い方がわかったところで、口コミについても調べてみました。
ゲーム部屋やばい暑さ…これはこもるの難しいかもしれん。。
昨日も冷風扇じゃどうにもならんかったし、いよいよあの部屋でゲームするの無理かもしれんな…— ないとはると@旧名前に戻しました (@zeppeli_813) July 2, 2022
部屋に窓があるのかわかりませんが、もし閉め切った部屋なら湿度が高くて暑く感じるかもしれません。
お父さん喜びますね😁
冷風扇は、部屋の窓を開けて湿度を逃しながら、扇風機と一緒に使うと涼しさがより一層感じられますよ😊— タカみん (@takamin_hime) July 2, 2022
冷風扇で涼しさを感じるためには、扇風機で湿度を逃しながら使うのがいいようです。
冷風扇も正しい使い方をすれば、ここひえの口コミのように満足できる涼しさを実感できます。
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